代表メッセージ
現代社会において、情報通信技術はもはや単なるツールではなく、人や組織の判断・行動の自由を左右する「社会インフラ」としての役割を担い始めています。
しかし現実には、情報通信技術はいまだ複雑であり、誰もが簡単に使えるものとは言えません。情報にアクセスするためには専門知識が求められ、フェイクやなりすましなど、信頼を損なう要素も数多く存在しています。
だからこそ私たちは、「技術が人の可能性を閉ざすのではなく、広げるものであってほしい」という願いを原点に、課題の本質を見極め、構想段階から伴走しながら、信頼に足る仕組みづくりに取り組んできました。
とりわけ、自社開発ソフトウェア「SMART Gateway」は、2014年の提供開始以来、国内大手通信企業をはじめ、官公庁・自治体・金融・交通・製造・人材など、さまざまな業界におけるIT運用管理・内部統制の現場で活用されてきました。
「SMART Gateway」の特長は、正しい人が、正しい情報に、正しい手段でアクセスできるという、情報通信における本来あるべき姿を実現している点にあります。さらに、その管理を容易に行える仕組みによって、過剰な権限の付与によるインシデントの発生を抑えるソリューションとしても高く評価されています。
今後は、「SMART Gateway」のさらなる提供価値の向上に加え、IT社会が抱える構造的な課題に応えるソリューションの提案力を強化し、AI技術を活用した業務効率化の支援にも注力してまいります。
ただ、変化の激しい時代において必要なのは、表面的な課題の処理だけではありません。
「お客様が社会に対してどのような約束を果たしたいのか」「どのような価値を届けたいのか」──こうした本質的な問いにまで踏み込み、課題の真因を探り当て、それを恐れずに提示していく。そのプロセスから逃げることなく、愚直に取り組む姿勢を、私たちは信条としています。
人や組織が「これが本当にやりたかったことだ」と心から感じられる選択肢を技術で届けること。
情報の信頼性を担保し、見えにくいリスクを可視化することで、人々の可能性を広げていくこと。
その積み重ねが、誰もが安心して挑戦し、未来に希望を持てる社会の実現につながると、私たちは信じています。
ボスコ・テクノロジーズはこれからも、「技術を通じて、人と社会の自由を広げる」という理念を胸に、より良い情報通信社会の未来を築く挑戦を続けてまいります。
