次世代アクセス制御プラットフォームSMART Gateway機能アップデート2.17.0リリースのご案内

SMART Gateway
2.17.0 Release

株式会社ボスコ・テクノロジーズは、ICTインフラ運用の負荷軽減やコスト削減を実現する次世代アクセス制御プラットフォーム「SMART Gateway」(https://www.bosco-tech.com/smart-gw/)のアップデート(2.17.0)を2025年06月19日より提供開始いたしました。

「SMART Gateway」は新機能やお客様からのご要望を常に取り入れております。今回のアップデートでは、かねてよりご要望を多くいただいておりました「SQL接続対象にOracle接続をサポートする機能」を実装いたしました。また、お客様のユーザビリティ向上に焦点を当てた「アクション機能の結果をダウンロードできる機能」、「アクション機能の結果を過去の結果と比較する機能」等の追加を行っております。

※本記事は掲載時点での画面とイメージ図を利用しています。

アップデート(2.17.0)の主な新機能および改善点のご紹介

ユーザビリティ向上

SMART Gateway をより便利にお使いいただけるよう、お客様のユーザビリティが向上する以下の機能を追加しました。

SQL接続対象にOracle接続をサポートする機能

今回のアップデートではSQL接続の対象として、従来のMySQLやPostgreSQLへの接続に加えて、Oracle接続をサポートしました。
MySQLやPostgreSQLと同様に、RDB製品において世界で高いシェアを占めるOracle DataBaseへの接続ができるように改良いたしました。
Oracle DataBaseをご利用のお客様もSMART Gatewayを導入することで、アクセス制御や特権管理、SQL操作の履歴管理を簡単に実現する事が可能です。

アクション機能の結果をダウンロードできる機能

アクション機能は、簡単かつ安全に特定の作業を実施したり、スケジュール化することで自動的に実行する事ができる機能です。
本バージョンでは、アクションが実行されたタスクの結果をテキストとしてダウンロードできる機能を実装しました。タスク結果一覧の詳細やスケジューラ一覧の履歴に表示されるダウンロードボタンをクリックするだけで、結果をテキストとして保存することが可能です。
例えば、NW機器の最新コンフィグをバックアップとして保存したり、特定ディレクトリのファイルの一覧を取得し、ライブラリ管理時のチェック証跡として保存するなどのシーンで活用いただくことで、作業の効率化や品質の向上が期待できます。

アクション機能の結果を過去の結果と比較する機能

アクション機能の結果を過去の実行結果と比較し、相違点の有無や相違点があった場合に比較結果を表示する機能を実装しました。
例えばNW機器のコンフィグ変更後に、スタートアップコンフィグへ書き込む前に変更差分をチェックする場合や、特定のディレクトリ配下のモジュールを入れ替えた後に該当のモジュールのタイムスタンプだけが変更されていることをチェックする、といったシーンで活用いただくことで、作業の効率化や品質の向上を期待する事ができます。

上記以外の新機能および改善点

  • Elasticsearch 9以降をサポート
  • その他細かなバグの修正

これからも引き続き、SMART Gatewayを通じて最先端の技術とICT運用に携わる全ての皆様に、より大きな価値を提供いたします。
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