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2.20.0 Release
株式会社ボスコ・テクノロジーズは、ICTインフラ運用の負荷軽減やコスト削減を実現する次世代アクセス制御プラットフォーム「SMART Gateway」(https://www.bosco-tech.com/smart-gw/)のアップデート(2.20.0)を2026年03月08日より提供開始いたしました。
「SMART Gateway」は新機能やお客様からのご要望を常に取り入れております。2.19.1 からのアップデートでは、自動化機能の強化に焦点を当て「Ansible 実行機能の追加」、「タスクの実行先としてKubernetes の接続を追加」等を行っております。その他、「Kubernetes接続のtypescriptやコマンドログへの対応」、「RDP接続のアクティブセッションを保護する機能の追加」等を行いました。
※本記事は掲載時点での画面とイメージ図を利用しています。
アップデート(2.20.0)の主な新機能および改善点のご紹介
自動化機能の強化
SMART Gateway には、実行させたいコマンド群を「アクション」として定義し、手動・自動で繰り返し実行可能とするオートメーション機能があります。本機能は業務の自動化だけでなく、オペレーターに対して許可された特定の操作のみを「アクション」として払い出すことで、安全な定型業務の遂行にも活用されています。
この度、このオートメーション機能をより活用いただけるよう、以下の機能を追加しました。
Ansible 実行機能の追加
SMART Gateway のオートメーション機能において Ansible の Playbook を実行できるようになりました。
Ansible はITインフラの構成や設定の効率化・自動化に広く用いられているオープンソースの構成管理ツールです。Ansible による構成管理にはべき等性があるため、安全かつ正確に作業を行いたい場合に有効です。
Ansible 実行エンジンは SMART Gateway 側で用意しているため、お客様側で別途実行環境を構築・管理する必要はありません。
アクションとして定義する Ansible Playbook は SMART Gateway の Web UI 上のエディタで直接記述できるほか、Git などのソースコード管理システム(SCM)との連携も可能なため、お客様が保管・利用している Playbook 資産をそのまま SMART Gateway を介した業務に活用していただけます。

また、実行した結果については従来のアクションと同様に SMART Gateway の Web UI 上で確認することができるほか、タスクの再実行や、過去の実行結果との比較も可能です。

タスクの実行先として Kubernetes の接続を追加
バージョン2.19.1で接続対象に追加された Kubernetes 上のコンテナ環境に対し、オートメーション機能のタスクも実行できるようになりました。
コンテナ内部に入ってのログ収集などの操作の自動化が可能となります。
Kubernetes 接続の typescript やコマンドログへの対応
Kubernetes 接続に対する各種ログの取得について、従来は画面の録画のみとなっておりましたが、バージョン 2.19.2より typescript・コマンドログの取得やコマンドフィルタなど、テキストベースのログ取得・制御に対応いたしました。
また、SMART Gateway のクラスタ機能の対象にすることも可能になりましたので、例えば複数の pod に同時にログインして各 pod のログを並行して出力させるなど、作業の効率化にもお役立ていただけます。
RDP 接続のアクティブセッションを保護する機能
RDP プロトコルは 1 つのセッションに対して 1 つのユーザ認証が紐づけられますが、RDP 接続を共同利用するケースにおいて、利用中のユーザと異なるユーザが同一のユーザアカウントで後から接続利用を開始した場合、利用中のユーザのセッションを強制切断してしまう問題があります。
バージョン 2.19.2 から、RDP 接続の詳細設定に対してアクティブセッションの保護を設定できるように改善しました。
RDP 接続先のアクティブセッションの保護を有効にした場合は、利用中のアクティブセッションが終了するまで、その接続先の新しいセッションを生成できないように制御することが可能です。また、プール機能においても、アクティブセッション保護が有効になっている RDP 接続をプールに登録しておけば、その RDP 接続先のセッションが確立されている間、プールの新規利用時の接続先の割り当て対象から除外させることが可能です。
上記以外の新機能および改善点
- アクションにおけるタイムアウトの挙動を改善
- フォントサイズを指定してセッションを確立する機能を追加
- 変更したフォントサイズを保存するように改善
- システム情報にホスト名を追加
- その他細かなバグの修正
これからも引き続き、SMART Gatewayを通じて最先端の技術とICT運用に携わる全ての皆様に、より大きな価値を提供いたします。
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