2017 年 3 月 IN/NS 合同研究会にて SDN/NFV 最新研究成果等を発表

2017年3月2-3日に沖縄で開催された電子情報通信学会・IN/NS 合同研究会にて、国立大学法人東京工業大学 (学長: 三島良直)との共同研究成果を (1)『 SDN 網における未知障害発生時の代替経路高速発見方式』、 (2)『エンドツーエンド許容遅延制約環境での SDN フロー集約特性』、 (3)『モバイルトラヒックが vEPC 最適リソース割当に与える影響』と題して発表しました。

IEICEこれらの発表等では、 SDN (*1)や NFV (*2) における最新技術の研究成果や先端ネットワーク技術の事業化に関する取り組みを公開しました。
(1)では、利用拡大が進む SDN を利用するネットワークにおいて、発生するサイレント故障の被疑箇所を推定し高速に代替経路を構築する手法を発表しました。
(2)では、SDN 利用においてフローエントリ数が肥大化する課題に対して、通信許容遅延を守りながら複数のフローを集約する手法を発表しました。
(3)では、LTE (*3)通信網を構成する EPC システムの仮想化において、LTE を利用するアプリケーションが要求するサービスレベルに合わせて、制御プレーションとデータプレーンでの両処理を最適に実現する vEPC リソース割当て最適化手法を発表しました。
(*1) SDN: Software Defined Network
(*2) NFV: Network Function Virtualization
(*3) LTE: Long Term Evolution
【発表プログラム】
【(1) 2017年 IN/NS 合同研究会 発表資料: 松浦、他 (PDF)】
【(2) 2017年 IN/NS 合同研究会 発表資料: 小杉山、他 (PDF)】
【(3) 2017年 IN/NS 合同研究会 発表資料: 田辺、他 (PDF)】