次世代アクセス制御プラットフォームSMART Gateway機能アップデート2.12.0リリースのご案内

SMART Gateway
2.12.0 Release

株式会社ボスコ・テクノロジーズは、ICTインフラ運用の負荷軽減やコスト削減を実現する実現する次世代アクセス制御プラットフォーム「SMART Gateway」(https://www.bosco-tech.com/smart-gw/)のアップデート(2.12.0)を2024年3月29日より提供開始いたしました。

「SMART Gateway」は新機能やお客様からのご要望を常に取り入れておりますが、今回のアップデートではユーザビリティの向上に焦点を当て、「接続の最終利用日時によりメインページの接続を並べ替える機能」、「ユーザ名とパスワードの入力画面の URL が異なる Web システムへの自動ログイン機能」、「ユーザの外部認証の有効・無効を設定する機能」等の追加を行っております。また、RDP 接続のセキュリティ設定のデフォルト値をより強固な NLA に変更いたしました。
※本記事は掲載時点での画面とイメージ図を利用しています。

アップデート(2.12.0)の主な新機能および改善点のご紹介

ユーザビリティ向上

SMART Gateway をより便利にお使いいただけるよう、ユーザビリティが向上する以下の機能を追加しました。

接続の最終利用日時によりメインページの接続を並べ替える機能

SMART Gateway の表形式のページでは、ヘッダー行をクリックすることで並べ替えを行う機能を提供しております。今回、接続の最終利用日時の列が追加されたことにより、最近使用した順番などで接続を表示することが可能となりました。

ユーザ名とパスワードの入力画面の URL が異なる Web システムへの自動ログイン機能

SMART Gateway の http 接続ではログインフォームへの自動入力による自動ログイン機能を提供しております。今回、ユーザ名とパスワードの入力画面の URL が異なる一部のWebシステムへの対応を行いました。引き続き、Web システムへの自動ログイン機能を順次改善していきます。

ユーザの外部認証の有効・無効を設定する機能

SMART Gateway では LDAP、 OAuth2、 SAML2 でのユーザ認証が可能です。今回、ユーザの外部認証について、有効・無効を設定できるようになりました。これにより、外部認証の移行時やメンテナンス時に認証の使用を停止することが可能となりました。

上記以外の新機能および改善点

  • RDP のセキュリティ設定のデフォルト値を rdp から nla に変更
    セキュリティ設定のデフォルト値をより強固な NLA に変更いたしました。最新の Windows のリモートデスクトップ接続においては、デフォルトでNLAを使用する設定となっていることが多く、この変更により設定ミスの削減も期待されます。
  • docker ネットワークの MTU を設定する機能を追加
    SMART Gateway 構築サーバにおいて MTU を設定する必要がある場合に、設定ファイルでの設定が可能となりました。
  • メール通知のテスト機能を追加
    SMART Gateway ではメールサーバとの連携機能を提供しています。今回、メールサーバの設定が有効な場合に、システムステータス画面からメール送信をテストする機能が追加されました。
  • 内部改善およびバグフィックス

これからも引き続き、SMART Gatewayを通じてICT運用に携わる全ての皆様に、最先端の技術とより大きな価値を提供いたします。
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