沖縄オープンラボラトリと共同実験協定を締結
株式会社ボスコ・テクノロジーズ(本社: 東京都港区、代表取締役: 林 經正)と一般社団法人沖縄オープンラボラトリ(本社:沖縄県浦添市、代表理事:伊藤幸夫 以下、OOL)は、 SMART Gateway DP(Desktop Proxy)版 を利用した「セキュアなリモート接続、リモート業務管理システム運用」について、3 月より共同研究を開始しました。
OOL は、次世代 ICT 技術など先進技術の実用化研究、ユースケース開発を通して、先進技術の実用化、普及を目指している団体で、NTTコミュニケーションズ、NEC、イイガ、 伊藤忠テクノソリューションズ、富士通を始め33の企業と28の学術機関・団体が会員として参画されています。
共同研究では、以下にある SMART Gateway DP版の特徴を踏まえた、業務の見える化・自動化について研究を進めて参ります。
【SMART Gateway DPの機能】
- 「誰が・いつ・どんな業務を行ったか」という業務内容について、暗号化通信であっても完全に記録、徹底的な見える化を実現
- 事前設定したコマンド群を自動で管理設備に投入する「アクション機能」、複数設備に同時に接続し業務実施を可能にする「クラスタ機能」による、業務の自動化・効率化への貢献
※ SMART Gateway の業務ログ(コマンドログ)
また、SMART Gateway DP 版は、業務内容を「テキストログ」として記録します。
蓄積された各ユーザの業務ログを分析することで、ユーザごとの特徴を見出すことができます。これを活かし、「悪意のあるユーザがアカウントを乗っ取っても、学習されたユーザの特徴と異なることから早急に異常検知し被害を最小化するソリューション」についても、共同実験を経て実現を目指します。
※ SMART Gateway の業務ログを用いた「ユーザアカウントの正常性・異常性」の判断については、これまでも研究を行っており、2020 年 12 月には国際学会にて成果を発表いたしました。