次世代アクセス制御プラットフォームSMART Gateway機能アップデート2.13.0リリースのご案内
2.13.0 Release
株式会社ボスコ・テクノロジーズは、ICTインフラ運用の負荷軽減やコスト削減を実現する実現する次世代アクセス制御プラットフォーム「SMART Gateway」(https://www.bosco-tech.com/smart-gw/)のアップデート(2.13.0)を2024年8月22日より提供開始いたしました。
「SMART Gateway」は新機能やお客様からのご要望を常に取り入れておりますが、今回のアップデートではお客様のユーザビリティ向上に焦点を当て、「SMART Gateway のログインユーザ名を各種接続のユーザ名に利用する機能」、「RDP 接続において壁紙を表示する機能」等の追加を行っております。
アップデート(2.13.0)の主な新機能および改善点のご紹介
ユーザビリティ向上
SMART Gateway をより便利にお使いいただけるよう、お客様のユーザビリティが向上する以下の機能を追加しました。
SMART Gateway のログインユーザ名を各種接続のユーザ名に利用する機能
SMART Gateway にログインしているユーザ名を、RDP や SSH 等の接続のユーザ名として利用できる機能を追加しました。この機能により、特定のアカウント専用の接続をそれぞれ用意する必要がなくなり、接続登録数を削減することが可能です。また、接続先ではユーザ毎にプロファイル情報が分割され、個人毎の設定やお気に入りなどを保持して作業を行うことができますので、接続対象機器をユーザ間でシェアしながら有効活用することが容易になります。
RDP 接続において壁紙を表示する機能
RDP 接続の設定にて、壁紙の表示を可能とする機能を追加しました。
壁紙を表示させることで、視覚的にログイン先のノードやユーザを識別することが可能となり、 作業ミス防止や作業効率の向上に役立てることができます。
監査ログの表示内容改善
監査ログのログイン履歴において、LDAP 認証によるログインや API トークンでのログインについても、詳細が表示されるように改善を行いました。
該当ユーザがどのログイン手段によってログインしたかを確認するのに役立ちます。
共有セッションのセッション詳細画面の表示内容改善
共有セッション機能を用いて接続を行った場合のセッションログ詳細画面に、共有元であるメインセッションのセッション詳細画面へのリンクを追加しました。
共有セッションのセッションログから簡単に、メインセッションのセッションログへアクセスすることができます。
上記以外の新機能および改善点
- 動作環境と対応OSの見直し
メンテナンスサポート終了に伴うサポートの終了(RHEL7.x、CentOS7.x)
サポートの開始(Ubuntu 24.04(Noble Numbat)) - システム情報ダウンロード機能の改善
SMART Gateway のコンフィグファイルを収集できるように改良しました。問い合わせ時の情報収集の手間の削減やインシデント解決までの時間短縮が期待できます。 - 接続ボタン横のプルダウンに疎通確認機能を追加
これまで疎通確認機能は接続一覧画面のみのご提供となっておりましたが、メインページからも疎通確認を行えるように改良しました。接続不良発生時に迅速かつ簡単に誰でも一次解析を行うことができます。 - RDP 接続においてウィンドウコンテンツ描画を有効化する機能の追加
- 内部改善およびバグフィックス
これからも引き続き、SMART Gateway を通じて最先端の技術と ICT 運用に携わる全ての皆様に、より大きな価値を提供いたします。
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