パーソルホールディングスが SMART Gateway・MALX の商用運用移行を開始(2021 年 5 月)
株式会社ボスコ・テクノロジーズの SMART Gateway DP(Desktop Proxy) 版 (スマートゲートウェイ)と MALX (マルクス)が、パーソルホールディングス株式会社(代表取締役社長 CEO 和田孝雄)に採用され、商用運用への移行を開始しました。ログインオペレーション・ファイルダウンロード操作等のリアルタイム管理・監視を目的に、数千台規模の装置や仮想マシンへのログイン・セキュアゲートウェイとして導入いただきました。2021 年度に正式な商用運用を開始し、社内利用が拡大しています。
【導入背景】
セキュリティ強化対応の一環として、既存システムに対して下記 2 件の追加要件対応が必要となり、適合するソリューションの選定を実施されていました。
- より精度の高いロギングやセキュリティ監査の仕組みの導入
… アクセスログやセキュリティログ等について、「いつ・誰が・どこにアクセスしたのか」といった詳細なログ取得や監査の仕組みが必要 - 管理者によるアクセス制御の仕組みの導入
… ユーザではなく、管理者が「対象への接続可否」を制御出来る仕組みが必要
【SMART Gateway 導入の決め手】
複数の他社製品と比較検証を実施し、「コスト面での優位性」のほか、以下の点を評価いただき SMART Gateway の採用に至りました。
- 各ユーザが各サーバに接続する際の業務ログを正確に取得でき、質の高いセキュリティ監査の実施が可能
- 「権限」機能を活用することで、ユーザに対し「アクセス可能な接続先」のみを表示。アクセス不可能な接続先は非表示とすることでアクセス制御を実現
- UI (ユーザインターフェース)がシンプルで使いやすい
- 申請フローベースの特権 ID ソリューションとは異なり、「接続したい時にすぐ接続する」という自由度の高いサービス運用が可能
:既存製品については申請フローなしで利用しており、製品リプレースという観点では既存製品同様、申請フローなしで使えるツールの方が望ましかった
※ 申請フローについては、6 月販売開始予定の「承認フロープラグイン(仮称)」により機能追加可能です。